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ゲームの同人小説です。 シリアス&ほのぼの中心。 更新はかなりスローペース…
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幻水Ⅳ(シグルド*Ⅳ主)

タイトルはドイツ語辞典より抜粋。

意味(海のような青、海緑色)

どんな色かは知らないがⅣ主の瞳の色は海の色だと思う(夢見がち)


シグルドやや病み気味。
へたれと病み気味なシグルドは鉄板だと思う(阿呆)








「僕が 怖くないですか?」


突然の問い掛けに驚いて振り返る。

「罰の紋章を宿す、この身が恐ろしくはありませんか?」

潮風に煽られて舞い踊る、少し長めの髪。
揺れる髪の向こうから、蒼く透きとおった瞳が此方を見つめていた。

綺麗な 海のような蒼。

深く 透明な 海緑色。

「…貴方を恐れたことは一度もありません」

言葉に力を持たせるように、強く、はっきり答える。
貴方が少しでも信じてくれるように。
貴方の中に 刻み込むように。

「貴方を失うことは何よりも恐ろしいけれど」

この胸に 渦巻く想いが 貴方に届くように。

「だから、貴方を一瞬たりとも手離したくない」

  この腕の中に閉じ込めて 離さない。

その 海色の 瞳ごと。

抱締めたその身体は、折れそうな程に細くて。
その瞳は 揺らぐことも無く 強い意思を湛えていて。

この人を 奪うものは 許さない。

紋章であろうが何であろうが。

決して この人は 渡さない。

「…どうか 俺から離れないで下さい」

離れられないように。

逃げられないように。

縛り付ける。

刻み込む。

貴方のいるべき場所は この腕の中だけ。

その 海色の瞳ごと。

俺だけのもの。

海色の瞳が ゆっくりと 閉じられる。

触れた唇は 少し冷たくて。

『俺が 怖いですか?』

触れ合ったままの唇が僅かに震える。
答えは吐息ごと深く飲み込まれ、音になる事は無い。

どの道、どのような答えが返ろうとも。
何も 変わりは しないのだから。



(貴方を 想う この心が 何よりも 恐ろしい)



End
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